不器用オヤジの育児備忘録

不器用オヤジの親バカ道。流行に疎く昭和感の強い夫が、日々奮闘する育児について、男性目線で実用的なノウハウや細かいぼやきを発信しています。 趣味で非ネイティブの英語、ビジネス、スポーツの情報もたまに発信中。

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男性が育休復帰直後に働き方を見直して変えた7つのこと

 

 

第一子が生まれると家事育児が以前よりも増えて夫婦共々忙しくなりました。

ありがたいことにパパ育休が取得させもらい、その期間中は家事育児に全て集中できたものの、いざ仕事が始まると家事育児との両立で毎日バタバタするようになりました。

そこで育児休業明けから働き方を見直して、いくつか仕事に関する考え方や行動を変えるようにしました。

今回は子育てと仕事の両立でこれからバタバタしそうという方に、働き方の見直しをしたポイントをご紹介するので、少しでも参考になれば幸いです。

 

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夫が感じた子どもが生まれる前と後の違い

子どもが生まれる前と後を比較すると下記の2点が大きな違いでした。

 

予想以上に時間がない

子どもの世話や家事を行っていると、予想以上に時間がかかります。その分仕事をしたり、自分に使える時間は減る傾向にあります。

我が家では特に夕方から夜は家事・育児が乱発するため、この時間帯は家事育児に時間と労力を使う傾向にありました。

例えば夕飯はデスクで適当に済ませてひたすら夜遅くまで仕事を続けるといった、これまでできていた働き方が難しくなってきていました。

 

イレギュラーが起きる

子どもが急に体調不良になるなど想定していなかったことが起きます。

例えば翌日はこのスケジュールでこの仕事をして...と予定を立てていても、翌朝になると子どもが熱を出していて、看病をしなければならず、午前中十分に働けないといったことがおきます。

これにより元々の予定通りに物事が進まないことが多くあり、余裕を持ってかつ都度柔軟に対応することが必要になりました。

 

働き方を見直して変えた7つのこと

以上の2点を踏まえて仕事と子育てを両立すべく、子どもが生まれる前と後(とりわけ保育園に入るまでの間)で働き方を見直して変えたことをご紹介します。個々の環境や状況によって違うと思うので一例として参考になれば幸いです。

 

朝型のシフトに変更し、夕方から夜は仕事をしない

職場はフレックス制だったため、これまで午前9時に始業していたところ、7時や8時から仕事を開始し、17時〜18時ごろには一旦仕事を切り上げるよう前倒ししました。

これは夕方から夜にかけて家事・育児が乱発するのと、働いている日はその時間帯が子どもや家族と過ごせる貴重な時間となるからです。

具体的には18時ごろから子どもが寝る20~21時までの間は、洗濯物を取り込む、夕飯を作る、子供をお風呂に入れる、寝かしつけるなどワンオペでは対応が大変なため、この時間帯は夫婦で家事育児に集中をするようにしました。

 

残業は寝かしつけ後

なるべく残業はしないように心がけていましたが、どうしても残業せざるを得ない場合は朝の開始時間をさらに前倒しするか、寝かしつけが終わってから取り組むようにしました。

うまく寝かしつけることができれば、夜は落ち着いて自分の時間を確保できていたので、その時間に集中して効率良く作業をするよう心がけました。

もちろん突然夜中に子どもが起きることもあるので、常にベビーモニターを傍に置いて作業はしていました。

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仕事を抱えすぎないようにする

自分のキャパシティを超える量の仕事は持たずに、同僚や部下などに依頼できる仕事は依頼する機会を増やしました。

それまではとにかく多くの仕事に関わろうとし、他人のほうが自分よりも適している内容にもかかわらず、全て自分で仕事をしようとタスクを抱え込んでいました。

仕事量が多くても若さとガッツで結果を出して、全体に迷惑がかからないようなんとかしていましたが、子どもが産まれてからはこれをやめました。

1人で抱え込んだ結果、納期に遅れたりや期待されている品質に届かないアウトプットになってしまうと他にも迷惑がかかるためです。

また自分しかできない仕事についてはやり方をマニュアル化し、横展開できるようにしました。

お互いの業務を他の誰かがカバーできる状態にしておくのは、子育てに限らず、急に誰かが休む必要がでた場合に向けても有効です。

 

上司と業務について話す機会を増やす

育休復帰直後から、自らの業務範囲と担当タスクを上司と改めて確認し、それぞれどこが期待値なのかゴール設定を詳細まで行うと同時に、優先順位についても話す機会を増やしました。

これによりやるべきことには優先順位をつけ、同時に思い切ってやらないくていいことを決めるのに役に立ちました

また毎回同じ作業をしている仕事ほど自動化できるので、改めて仕事の中でルーティーンワークであるものは自動化をするようにしました。

 

10-15%のリソースを空けておくよう調整する

それまでは少しでも手に空きがあると次の仕事を獲得しに行っていましたが、子どもが産まれてからは仕事を詰めすぎずに10-15%程度は余裕を作りました。

前述のように子どもがいるとイレギュラーでお世話が必要になったり、想定外のことに時間を取られることがあります。

想定外のことが起きた時に対応できるよう、一部のリソースを予備として空けておきます。

もちろんこの10-15%の時間を使う必要がない平和なときもありました。その場合は積極的に他の人のサポートに入るために使うようにしました。

 

仕事の予定を夫婦で共有する

それまで仕事の詳細スケジュールについて夫婦で話すことはあまりなかったのですが、子どもが産まれてからは積極的に話すようになりました。

今日は16時から1時間会議があり、もしかしたら伸びる可能性が高い会議かもしれない、といったとりわけ始業・終業時間に関わることは事前に話しておくようにしました。

もし片方に何かがあった場合はもう片方が余裕を持って対応できるようお互いのスケジュールを把握することに努めました。

 

効率良く仕事が進められるスケジュールを組む

仕事を抱え込みすぎないようにするものの、子育てを理由にして仕事の品質を一切落とさないよう心がけました。子育てがあるなしに限らず期待にそわない実力不足を感じる場面もありましたが...

そのために各作業ごとに自分が集中できる時間帯や曜日を見極めてスケジュールを組むようにしていました。

例えば午前中は1人でやる作業が捗るので作業は午前中にまとめて行い、午後は会議をまとめていれるといった、自分が最も効率良く仕事ができるスケジュールを組むよう意識するようになりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。子育てと仕事の両立を最優先したかったため、一度働き方を見直して変えるところは変えていきました。

まずは今の生活で自分が何を一番優先に考えているのかを明確にして、それを実現するために必要に応じて考え方や働き方を変えていくと良いでしょう。

そしてどうしても今の職場で実現できない場合は、転職を視野に入れるのも一つの手段かもしれません。

 

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英語の勉強をしようと思ったらまずすべきこと4つ

私は元々英語が苦手でした。大学時代、入学当初の英語の成績はもちろん良くなく、最低限の旅行会話はできていても、複雑な問題について議論することはできませんでした。

 

そんな私が大学生の途中から突然思い立って英語を勉強し始めて、今ではなんとか上司や同僚が外国人という状況でサラリーマンをしています。もちろんネイティブではないので、今でも日々勉強あるのみです。

 

それゆえ英語が母国語でない方々から、どうやって英語を勉強をしたのか、おすすめの教材はあるかなど、よく質問を受けることがあります。

 

今回は英語を勉強したいと思い立った時に、よりも先にすべきことを備忘録に残します。

 

英語のテキスト選定などをする前にまずすべきこと4つ

私が実際に行っている4つのポイントを共有します。

これらは英語以外の勉強にも当てはまるものなのですが、特に語学を学ぶ際にはこれらが重要になると思い継続しています。

 

1, 時間の確保をするためにスケジュールを固める

え、そんなこと?と思われがちなのですが、意外と抜けていることが多いです。いざ勉強をすると思い立ったときに、こんな考え方をしていないでしょうか?

  • テキストも買ったし、明日から英語を勉強しよう
  • 週末の空き時間は英語を勉強しよう

もちろんこれでも勉強できる方はできると思いますが、私のような怠け者だとうまくハマりませんでした。

 

そこで私がおすすめするのは、1日24時間の予定表を作り、その中で具体的に何時から何時まで英語を勉強するか予定をブロックして時間を確保する方法です。

 

仕事のカレンダーで”9:00-10:00定例会議”のように予定が入っているイメージです。

例えば、

  • 月、火、水は6:00から7:00まで英語を勉強する時間を確保、その後出社。
  • 昼休みの12:00-12:30は英語の勉強。12:30-13:00は午後の勤務に向けて昼寝。
  • 今日は21:00ごろ帰宅予定で、22:00〜24:00までの就寝前2時間英語を勉強する。
  • 今週末の土曜午前は9:00-12:00まで英語勉強で予定をブロック。

 

このように英語を勉強する具体的なスケジュールを強制的に自分の予定表に入れていきます。そして週末などに翌週の勉強時間確保のプランニングを繰り返します。

 

これにより1週間あたり何時間英語を勉強したか、週あたりの時間を集計し、前週比どのくらいを推移しているか計測します。

そして合計で何時間勉強したのか累積で確認します。それが習慣化につながり、最終的に結果に繋がりました。

 

これをおすすめする理由は、英語の勉強は質よりも量だからです。結局より長い時間英語に触れれば触れるほど英語ができるようになるからです。

まずは時間の確保をしてみましょう。

 

2, 具体的な目標設定をする

これも英語に限ったことではありませんが、私は重要視しています。

何ヶ月後までに何を達成したいのか明確にします。よくSMARTゴールと呼ばれる定番のもののうち期限と具体性を特に明らかにします。

 

なぜならこれにより英語の勉強法や勉強の方針が変わってくるからです。

 

例えばTOEIC700点を取る目標ならとにかく基本の文法と単語を覚えればいいですし、900点を取る目標では、文章をより早く正確に読む練習が必要になってきます。

 

ましてや1ヶ月後クライアントの前で広告提案のプレゼンをしたいといったゴールであれば全く別の勉強方針になってくると思います。

 

3, やった内容の報告先を作る

勉強をした時間、内容を都度誰かに報告します。

内容は下記のように簡単で大丈夫です。勉強を行ったら終了時点で都度これを行います。

 

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10/10 2時間

単語10個

ニュース記事2本読む

Tedを1本シャドーイング

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報告先は友人、家族など誰でもOKです。本気で勉強をしている事情と目標がわかっている人がベストです。

もし最適な相手がいない場合は、ツイッターにつぶやくのでもいいです。私は一時期この方法を使っていました。

 

とにかく自分がやったことを自分の中で留めるのではなく、どこかに晒して外部に宣言し続けます。

これを行うことで外から見られている状況にして、継続しないとダメな状況に追い込みます。

 

4, 定期的にアウトプットする先を確保する

特にライティングとスピーキングに当てはまります。

勉強をいざやっていると暗記する時間が長くなり、学んだ内容を実際に活用する場面の方が少ない状況が出てきます。

 

学んだ内容を使いこなせるようになるために、私は勉強開始前からアウトプット先を確保しておきました。

 

具体的には英語で話す友人を見つけておく、オンライン英会話で話す場所を確保しておく、ライティングの添削サービスを見つけておきました。

 

これにより、定期的に学んだ内容をアウトプットする機会を作り、またその内容を客観的に評価してもらい、次の勉強に生かすようにしています。

 

 

まとめ

英語はまずは質より量です。どれだけ多くの単語、表現に出会って理解するかで、英語の幅が広がっていきます。

 

英語に限らないことですが、そのためにまずは時間の確保を行い、達成可能な目標を立ててみました。余裕があれば確保できた時間に応じて小さな目標を複数立てていくときもありました。

 

そして勉強していることを良い意味で監視されている状況を作り、定期的にアウトプットして、客観的な評価を確認するようにしています。

 

これらを繰り返し習慣化することを心がけています。継続は力なり!

一緒に働いてよかったと心から思える同僚の11の特徴

 

また一緒に働きたいと思う同僚はいますか?

一緒に働いてよかったと心から思える同僚は誰ですか、と聞かれたら誰を思い浮かべるでしょうか。

幸いにもこれまで多くのバックグラウンドを持った同僚と働く機会に恵まれてきました。そんな中でこの問いを聞かれると、私は必ず一人の日本人の顔が常に浮かびます。

常に人間観察をしながら働いてきた私が(たぶん自分の仕事にもっと集中したほうがよい)、彼から学んだ特徴を上げていければと思います。

 

一緒に働いてよかったと心から思える同僚の11の特徴

1, 抜群のユーモアを発揮する

会議やプレゼンなどで必ずユーモアを入れてきていました。肩肘張って自分を大きく見せるわけでもなく、自然体で仕事を楽しんでいました。

また、仕事をしているとピンチであったり、非常に厳しい状況に陥ったりすることがあります。そんな逆境のときこそ常にユーモアを忘れていませんでした。

一言でさりげなく場を明るくしたり、人を笑わせる天才でありました。

 

 

2, 社内で最も秀でているタスクが1つ以上ある

社内で誰よりも秀でた結果を出せるタスクが彼にはありました。したがって一緒に働く上で信頼の塊でしたし、他のチームからも注目されていました。

例えば自分達のチームで行っている業務改善が、他のチームや部署にも横展開できるとなれば、チームとしての注目度も上がり、諸々のサポートを会社全体から受けやすい状況になりました。

 

3, 少し変わった幅広い経験がある

彼は普通でない経験をしていました。例えば大学卒業後、危険な目に遭いながらも、なぜかニューヨークの危ない地域に住んでいる期間があったりと、ビジネスシーン以外でも多様な経験を数多くしていました。

話すと経験に幅があるので面白いのはさておき、色々と過去に経験をしていると仕事中に不測の事態あってもあまり動じないという安定感がありました。

 

4, 必ず期日よりも早めのタイミングで成果物を共有する

同じ事業を回す同僚なのですが、私と役割は別れており、どちらかが欠けて仕事が遅れるともう片方の仕事にも影響がでる持ちつ持たれつの関係性でした。

その状況下で、彼は必ず期日よりも必ず少し早めに成果物をシェアしてきました。これにより、例えば成果物を早めにチェックしてさらに磨き上げることができたりしました。

 

5, 英語は非ネイティブでとりわけ流暢ではないが、発言すると必ず相手に伝わる

外資系企業であったので、社内ミーティングの公用語は英語でした。とりわけプレゼン文化が強く、毎週至る所でプレゼンをして、議論するというスタイルの会社でした。

彼の英語は流暢ではないものの、話し出すと必ず全員が聞き入り、プレゼンが終わってからは物事が動き始めていました。

その背景には、常にシンプルで誰でもわかる言い回しで話す、ゆっくりで言葉数少なくても要点は必ず抑える、そして先ほどのユーモアを織り交ぜるという点を徹底していました。

言語は流暢だが結局何が言いたかったのかわからない、難しい単語や言い回しで話が伝わっていない、といったことが全くありませんでした。

 

6, ダメなところや反対意見は、柔らかくも直球で指摘してくれる

物腰が柔らかい彼ですが、反対の意見や間違ったことをしそうになると躊躇なく伝えてくれます。

その職場において心理的安全性が担保されていたことも大きいですが、もちろん自分だけでなく職位が上の社員に対しても変わらずこの対応をしていました。

うまく伝え方や言葉の言い回しは相手によって変化させても、芯にあるスタンスにはブレがなかったです。

これにより例えばチーム内で出たアイデアに磨きがかかり、アウトプットの質の向上につながっていました。

 

7, フィードバックを素直に受け入れ、いいとこ取りをする

反対に彼に対してフィードバックをすると、まずはそのフィードバックをギフトとして受け取り感謝し、その後に吸収すべきところを取捨選択していました。

自分には見えないことが、他人にはよく見えている場合がある、という考えが根底にあり、自分を客観視して成長のポイントを見つけ出そうという気概がありました。

 

8, わからないことはわからないという。シンプルに質問する。

わからないことをわからないままで終わらせることがありませんでした。これは彼の職位が上がったあとでも変わりませんでした。

知らないことは別に恥ずかしいことではなく、躊躇なく質問をして不明点を潰し誤解を避けると同時に、新しい知識を吸収をしていました。

また質問をする際にも、簡潔に質問をする姿が印象的で、色々と話しているけど結局何が質問だったっけ...?という状況を避けようとしていました。

 

 

9, チームメンバーを尊重し、チームで勝つことを優先する

チームを大事にし、チームで結果を出すために、自分は何をすべきかを常に意識していました。

うまく進まないことがあると積極的に助けに入るのは当たり前、自分の手柄も全てチームのサポートのおかげという考え方をしていました。

一人でできることは限られているので、大きなことを成し遂げるには必ずチームで結果を出す必要があるとの前提を持ち、これを仕事の大小に関わらず意識していました。

 

 

10, お客様にとって正しいことをする

常にお客様にとって何がベストなのかを念頭に全ての判断、行動をしていました。社外の顧客はもちろん、社内の関係者もお客様として捉えていました。

例えば四半期のビジネスレビューのプレゼンの準備であれば、社内の人間もお客様たりうるというスタンスで、お客様に対してわかりやすい資料にすることを念頭においていました。

 

11, プライベートと仕事をうまく分けている

プライベートでは2児の父なのですが、先輩父親としてもリスペクトをしています。

プライベートの時間はしっかりと確保し家族との時間を大切にし、仕事の時間は仕事に没頭していました。

それだけでなく業務時間外の連絡は控えて相手のプライベートを尊重する節も見られました。

時には他の国のオフィスにいるメンバーの時差も考慮していました。

 

最高の同僚であり友人

いかがでしたでしょうか。

彼とはすでに別の会社で働いているものの、定期的に連絡を取り合い飲みにいく友人であり、一生の戦友で、一人の人間として尊敬しています。

彼の言動から学んだことは多く、今でも一緒に働いた経験が生きています。

みなさんの過去最高の同僚はどなたでしょうか。特徴を一歩引いて観察してみて良いところを見つけられたら面白いと思いますし、学ぶべきポイントが見えてくるかもしれません。