不器用オヤジの育児備忘録

不器用オヤジの親バカ道。流行に疎く昭和感の強い夫が、日々奮闘する育児について、男性目線で実用的なノウハウや細かいぼやきを発信しています。 趣味で非ネイティブの英語、ビジネス、スポーツの情報もたまに発信中。

おすすめ特集・コラム

育休復帰の不安を和らげるためにやった7つのこと

*当ブログはPRや広告を掲載しています。

 

 

育児休業を取得したもののいざ復帰時期が近づいてくると、はたして本当に復帰できるのか、育児と仕事を両立できるのか、様々な不安を感じることがあります。

私は心配性のためたった2.5か月仕事から離れただけで、復帰日が近づくたびにその不安が増してきて、気になってしまう状態に陥りました。

そんなときに不安を完全に解消とまではいかないまでも、少なくとも和らげるためにやった7つのことが役に立って気分が軽くなったり、復帰後の生活を充実したものに近づけるきっかけにもなりました。

職場、育休の期間、育休のスタイルによって参考になる部分とならない部分があるとは思いますが、育休の復帰にあたって不安になっている方にとって一部でも参考になれば幸いです。

 

前提

  • 夫は育休を2.5か月取得し、同じ職場に仕事復帰
  • 妻は引き続き育休中
  • 1人目の子ども
  • 育児に理解のある職場だが人によって育児への認識はまちまち

 

不安を和らげるためにやった7つのこと

1, 仲良い職場の人に状況を探っておく

私の勤務先は変化が激しく、組織体制がよく変わったり、人の入れ替わりが多く起きる場所でした。

したがって仲の良い同僚や同期に何か大きな変化はあったか、現在の部署の状況はどうなのかを事前に聞いておきました。

現に私は育休開始直前に上司が代わり、元々育休を承認してくれた上司ではなくなっていたので、その人の働き方やマネジメントのスタイルなどを把握しておきました。

結果的に、直接はっきりと希望を伝えると動いてくれる上司とわかっていたため、復帰時のコミュニケーションに活用しました。

包み隠さず話してくれる同僚には感謝しかありません。

 

2, 復帰後の働き方の軸を決めておく

育休中と育休後では生活は大きく変わります。特に1人目の子どもで初めて育休を取得した後となると、子育てをしながら仕事をするのが初めてなので、とりわけその変化に慣れないことがあるかもしれません。

予想以上に時間がなかったり、突然の子どもの世話で予定通りに物事が進まなかったりするので、あらかじめ”私はこういう働き方をします”という軸を決めておくといいかもしれません。

例えば夕方18時には必ず仕事を終了し残業はしない。もし残業がある場合は子どもを寝かしつけたあと夜間に柔軟に対応するなどです。

幸い外資系の企業に勤めており、多様な働き方を推奨する会社ではあったので、どういう働き方をするのか声に出すことで、周りも”この人はこういう考えの人だ”と認識してくれるようになりました。

上司や同僚によっては理解されない可能性もありますが、私はこういう状況でこうやって働きますと明確に伝えられるといいかもしれません。

 

3, 会社の制度を再確認する

会社には実は社員が知らない制度やルールが用意されている場合があります。就業規則や育児関連のリソースがあれば再度チェックしましょう。

また既に育休を取得して、復帰した人が復帰後にどのような制度を利用したかなど話を聞くのも方法の一つです。

復帰後に何かあった場合に備えて制度を把握して、いざという時に使えるようにしておくことで少し安心につながりました。

具体例としては時短勤務があるか調べたり、子どもの看護休暇(文字通りに休む暇はないんですが...)の制度を見つけて詳細を確認したり、残りの有休の数を確認したりすると良いでしょう。

 

4, 家事を時短できるアイテムに投資する

家事育児と仕事を両立するのは大変でとにかく時間がありません。

家事育児・仕事に忙殺されて休日も息抜きができないと負担がかかりますので、時短できる家事アイテムがあれば時間と心の余裕を作るためにも迷いなく投資しておきましょう。

例えば乾燥機付きの洗濯機、食洗機、ロボット掃除機、自動調理器などの家電や、オンラインスーパーなどがその代表例です。

また家事代行サービスをリサーチしておくのも一つの手です。

 

5, 復帰後の一日の流れを育休中にシミュレーションする

仕事が始まると育休期間と起床時間が変わったり、1日の生活スケジュールやリズムが変わる場合もあります。そのギャップが大きいと復帰後の生活リズムに慣れずに大変なこともあります。

この不安を解消するために仕事をした場合の1日のスケジュールで育休中の何日かを過ごしてみました。

そのスケジュールにおいて、家事をどのタイミングでしておくのが良いか、妻との家事育児分担をどうするかなど事前に話し合っておくことで、とにかくスケジュールに慣れるようにしました。

 

6, 頼れる人を見つけておく

何かあった時に頼れる人を探しておきました。例えば近くに住んでいる親族などです。

もしサポートをしてくれそうなのであれば、サポートのお願いを事前に頭出ししておくと良いでしょう。

実際に我が家ではもし何かあれば両親に育児関係のサポートを依頼しておきました。

他にも行政のサービスや相談窓口も調べておくと良いでしょう。

 

7, レジュメを整えておく

そもそも戻る場所があるのか、戻ったときに周りの理解はあるのか、配置換えがあるのかなど不安になったため、いざというときのために職務経歴書と履歴書を更新して準備しておきました。

職場に席がなかったり、自分のキャリアプランに沿わない仕事をすることになったり、子育てをしながら以前のように働くのが難しい場合には、他の仕事を探すというのも選択肢の一つです。

仕事と育児の両方を始めるとなかなか時間が取れないと予想していたため、いざその状況になった時にすぐに行動に移せるための準備を整えておきました。

 

番外編:より長い期間で産育休を取得する妻はもっと大変

今回たった2.5か月のブランクで不安に苛まれました。

そうなると私より長く産育休を取得する妻が復帰するときはどれほど不安になるのか計り知れませんでした。

いざ復帰するとなったときには相応のサポートをして、少しでも不安を取り除くこうと画策しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は育休からの復帰直前に不安に襲われた私が、その不安を和らげるためにやったことを紹介しました。

期間によらずブランクは怖いものです。これを少しでも和らげるためには、変化に対応できるように事前準備しておくことが役に立ちました。

今回の内容の一部でも参考になれば幸いです。