不器用オヤジの育児備忘録

不器用オヤジの親バカ道。流行に疎く昭和感の強い夫が、日々奮闘する育児について、男性目線で実用的なノウハウや細かいぼやきを発信しています。 趣味で非ネイティブの英語、ビジネス、スポーツの情報もたまに発信中。

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【体験談】男性の育児休業給付金は実際にいつもらえたか?

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育休の取得を考え始めると必ずお金の面が気になるかと思います。

サラリーマンであれば育休を取得すると出産・育児にお金がかかるタイミングで会社からの給与がなくなる一方で、育児休業給付金が支給されます。

しかし私が育休を取得する際に、この給付金が実際にいつからいくらもらえるのか定かではなく、本当に生活していけるのか心配になりました。

今回は育休を取得した男性会社員に、実際にいつ育児休業給付金が振り込まれたのか体験談に基づいてお話ししますので少しでも参考になれば幸いです。

 

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育児休業給付金とは

日本の制度の一つで、非雇用者が育児休業を取得した場合に支給される給付金のことです。

原則1歳未満の子を養育するために育児休業を取得した場合、一定の要件 (Q7参照)を満たすと「育児休業給付金」の支給を受けることができます。

支給額については、支給開始から6か月間は給料の約67%、6か月経過後は給料の約50%です。支給額には限度があり、2022年8月以降、67%の場合305,319円、50%の場合227,850円となっています。

給付金は所得ではないため非課税で、同時に社会保険料も免除されます。

 

育児休業給付金は実際いつもらえたか

私は妻の出産日から数日間有給を取得、その後育児休業を取得し、合計約2.5ヶ月休業しました。

育児休業関連の手続きは滞りなく円滑に行なわれ、また会社側も迅速に諸手続きを進めてくれていたものの、最初に育児休業給付金が振り込まれたのは出産日から3ヶ月後頃でした。

前触れもなく育児休業給付金支給決定通知が届き、直後に休業期間分の育児休業給付金がまとめて振り込まれました。

既に仕事復帰してから数週間経過したタイミングでした。

 

厚生労働省のページを見ると、給付金がいつ支払われるかという質問に対して、”育児休業給付金支給決定通知書を確認して下さい。概ね支給決定日から1週間程度で指定いただいた口座に振込がされます。” 厚生労働省HPより

と記載がありますが、これは受給資格の確認が完了してから口座にお金が振り込まれるまでの期間で、育休開始から受給資格の確認が完了するまでの期間ではありません。

原則給付金は2カ月分ずつまとめて支給される制度になっています。支給が決定するのは、受給資格の確認が完了したあとになり、その受給資格確認日が私の場合、育休開始から約2ヶ月後でした。

育児休業給付金支給決定通知が届けばその後は特に手続きは必要なく、振り込みを待つだけでした。

 

育休取得にあわせて2.5~3ヶ月分程度の生活費があると安心

非常にありがたい制度なのは間違いないのですが、出産日から夫婦揃って育児休業を取得する場合、向こう2.5〜3ヶ月分程度の生活費は確保しておくと安心かもしれません。

特に出産直後の2~3ヶ月は育児でバタバタすることが多いので、なるべく心配事を減らしておくためにも予め余裕を持った資金繰りができるといいかもしれません。

最初の支給まで時間がかかると聞いており事前に数ヶ月分の貯金を行っていたので助かりましたが、もし知らなかったら...と大変だったかと思います。

 

お金の面は育休の期間を決めるのにも重要な要素になります。

期間を決める際のポイントもまとめていますのでご覧ください。

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