お宮参りは生後1ヵ月頃の赤ちゃんを連れて神社にお参りし、これからの健康と成長を祈る行事です。病院以外の初めての外出かつ、場合によっては祖父母と初めて面会なんてこともあるので、楽しみにしている方々も多いでしょうか。
今回は準備段階に焦点を当て、育休中の冬の寒い時期にお宮参りをした話を備忘録に記します。
冬のお宮参りは下記の点が主なポイントになります。あくまで主観ですが通常のお宮参りポイントと合わせて詳細参考にしていただければ幸いです。
- 大人の服装は楽で暖かい格好
- 赤ちゃん用の防寒着(ケープまたは上着、厚手の靴下)は準備
- 外気に触れる移動時間と場所を最小限にする
- 延期も全く問題なし。母体と赤ちゃんの体調優先
場所と日程は?
まず場所について、一般的にはその土地の氏神様のところに行くのが正式なようです。ただ色々と調べたところ特段決まったルールなどはなく、行きやすいところでOKのようだったので自由に選ぶことに。
生後1ヶ月となると、ちょうど1ヶ月検診が終わった直後くらいになります。したがって母体も赤ちゃんも体力的に遠出が難しい可能性もあるので、家からのアクセスも重視して結局安産祈願をした同じ神社に決定しました。
そして日程ですが、生後1ヶ月がちょうど真冬でした。そうなるととにかく寒いわけで、大丈夫なのかと心配になりましたが、母体と赤ちゃんが元気だった、かつ数ヶ月後の予定が調整しにくい事情があったのでそのまま行うことにしました。
調べてみると祈祷する場所や控室は暖房がかかっていることがわかり(*この点、神社によりけりです)、実質外に出るのは写真撮影の時やタクシーからの移動のみだったので、そこでしっかりと暖をとるようにしました。
一般的に生後1ヶ月ごろの行事とはいえ、赤ちゃんと母体の健康が最優先ですので無理する必要はなく、現に友人の中には数ヶ月〜半年後ろ倒しした人もいました。
また曜日に関して、六曜など諸々無頓着な家庭なので特に気にせず、両祖父母が調整できて、神社も空いてそうな平日を優先して調整しました。
服装は?
大人たち
男性陣はスーツ、女性陣はワンピース、いずれもフォーマル系で統一しました。冬なので特に妻にはジャケットなど防寒着を持参してもらいました。
着物も素敵だなと思いましたが、レンタルやら、冬に着なれない服で赤ちゃんを抱っこして歩くやらで大変そうだったので、慣れている楽な服装を優先しました。
またお宮参りの際に赤ちゃんは産着を着用しますが、いかにも着物に合いそうな雰囲気です。ただ諸々経験者に聞いたり調べたりすると、ワンピースに産着を羽織る和洋折衷スタイルも多かったのでそれを採用しました。
赤ちゃん
赤ちゃんはセレモニードレス、産着、帽子、よだれかけ、お守りという組み合わせが多かったので我が家もこれを採用しました。
セレモニードレスは元々退院時に使用していたものを使い、それ以外は産着とともにレンタルをしました。
生後1ヶ月でだいぶ逞しく貫禄がある風貌になっていたので心配しましたが、問題なくセレモニードレスを着ることができ一安心でした。
なお、冬のお宮参りだったため追加で厚手の靴下を履かせて、移動中は暖かいおくるみやケープで包んでいました。
ちなみに産着、帽子、よだれかけ、お守りはこちらでレンタルをしました。着用後のクリーニング不要にもかかわらずコスパも良かったのが大きな理由です。あとはキャッチーな店名が気に入りました。
またよくミルクや母乳を吐いてしまうので、汚してしまったときのために用意されている安心パックにも加入しておきました。
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他に必要なもの・決めることは?
初穂料?
服の他に、祈祷のための初穂料が必要でした。初穂料の金額は神社のウェブサイトに記載があったのでその額を包んで持参しました。これは季節に関係なく設定されていることが一般的です。
写真撮影の手配は?
貴重な機会なので是非写真に残したいところです。
祖父がカメラ好きだったものの、当日は祖父も写真に収まりたいとのことだったので、出張カメラマンを依頼することにしました。
後述しますが食事会は祖父母の家でアットホームに行う予定だったので、寒い中の移動を最小限に神社での撮影だけ短時間でさっとできて、シンプルでわかりやすいサービスを探していたところfotowa(フォトワ) にたどり着きました。ウェブサイトには撮影数No.1とあるので、多くの方が既にご存知かもしれません。
出張カメラマンといえば、遠足の時についてきてくれて(そして大体カメラマンのお兄さんお姉さんが子どもたちから人気になる)、後日学校の廊下に張り出された写真をみて、欲しい写真の番号を書いてお金を包んで1枚ずつ買ったのはいい思い出だなあとしみじみとしました。
それはさておき、fotowa(フォトワ) だと撮影料・出張料・指名料・データ料がすべてが含まれた、追加料金なしの一律料金でした。複雑なことが苦手な私にはピッタリでした。
場所と時間を選んでその日程で対応できるカメラマンを検索して、あとはカメラマンと詳細についてメッセージでやりとりをします。撮りたいカットや親族の参加人数などスムーズに連絡ができました。
\こちらからフォトワにアクセスできます/
当日実際に撮影した詳細の感想はこちら
お宮参り後の食事は?
お宮参り後に両家で赤ちゃんを囲んで食事会をすることが一般的です。
我が家は妻の両親の家が神社の近くにあったため、そこで出前を取ってリラックスして食事会をしました。
冬で防寒着などの荷物も多い中、外のお店に行くのも一苦労になるので、妻が普段から過ごし慣れている場所にすることで、授乳をしたり、その他赤ちゃんのケアをしやすそうだったのが大きな理由です。
また出産直後の1ヶ月は産休・育休中とはいえ各種手続き、検診、日々の育児にバタバタしていました。その状況でお店を探すのに骨が折れそうだったのももう一つの理由です。
費用負担はどうした?
お宮参りには初穂料、衣装代(レンタル)、初穂料、写真代(出張カメラマン)、食事がかかりました。出産祝いを既に頂いていたので、お祝い金は無しにしました。
初穂料、衣装代、写真代については両祖父母の折半、食事代は私たち夫婦が感謝の気持ちも込めて支払うことにしました。
細かいですが、一旦夫婦が全て費用を立て替えておき、後で合計額が出たら半分に割って両家から頂く流れにしたことで、両家の折半をスムーズに行うことができました。
まとめ
以上が冬にお宮参りをしたときの準備ポイントです。これからお宮参りを控えている方々にとって、一例としてどこか参考になるポイントがあれば嬉しいです。