不器用オヤジの育児備忘録

不器用オヤジの親バカ道。流行に疎く昭和感の強い夫が、日々奮闘する育児について、男性目線で実用的なノウハウや細かいぼやきを発信しています。 趣味で非ネイティブの英語、ビジネス、スポーツの情報もたまに発信中。

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マンダラチャートで2022年ビフォーアフターを振り返る話

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今週のお題ビフォーアフター

私は毎年マンダラチャートを作成し、年初と年末の自分のビフォーアフターを見て、XXはできたな、OOは全くできなかったなと振り返るのが毎年の楽しみです。

6、7年前にお世話になっていた上司と、当時一緒にマンダラチャートを作りました。以来その上司と一緒に働かなくなったあとも毎年自分の目標をマンダラチャートで作るようにしています。

2022年のマンダラチャートを振り返ってみて、実際に今年できたことをチェック、来年に持ち越しのものをピックアップして、2023年のマンダラチャートを作成していく時期になりました。

 

 

マンダラチャートとは?

9x9マスのチャートを利用して、目標達成のための要素を細分化していくフレームワークです。

少し前に野球の大谷翔平選手がこれを使ってドラフト1位を8球団から受けるという目標を高校生の時に立てていたことが話題になりました。

president.jp

エクセルで9x9のマスを用意するだけで簡単に作れるので、ビジネスシーンでも使われますし、プライベートでも活用できるフレームワークなので、個人の行動指針や目標を立てるのにちょうど良いです。

 

私の年間個人マンダラチャートのゆるい作り方

マンダラチャートの例

年間個人マンダラチャートの例

年間テーマの設定

マンダラチャートを作る時は、その年をどんな年にしたいのか、1,2個の主なテーマを最初に設定します。

数年前の例だと、チームメンバーを育てて自らは新しいことを挑戦する、家族を大事にしつつ、サッカーに全力で取り組んで両立する、といった目標やテーマを設定しています。個人的には仕事関係で1個、プライベート関係で1個の2つのテーマを置くことが多いです。

あくまで個人的なものなので、達成したかどうかはっきりとわかる目標(いわゆるSMART)でなくてもOKとしています。

一年振り返って年初にこんなことを考えていて、今の自分はこう変わったなと自分の中で実感できればOKです。

 

他方もう少し具体的な目標を立てたい場合はしっかりとsmartにした方がいいです。

例えば仕事で10月まで課長から部長に昇進するなどです。

 

年間テーマ充実のために自分の生活を8個の要素に分解

先程立てたテーマに沿って自分の生活を構成する要素に分解します。先ほどのテーマだと、例えば仕事、育児、家族、友人、スポーツ、勉強、料理、レジャー、趣味、健康などです。可能であれば少し具体的に”仕事でOO評価を得る”などにしてもOKです。

年間の生活目標というゆるい目標設定の場合、意外と8要素が思い浮かばず苦戦することがありますが、

  • 無理に8個思い浮かばなくてもOK。
  • 必ずしもMECE(もれなくだぶりなく)でなくてOK

くらいの温度感でやっています。

 

他方先ほどの部長昇進のような具体的な目標だと8個に分解しやすいですが、その場合はきっちりMECEにすべきかと思います。

 

8個の要素ごとに各8個の具体的な目標を立てる

ここから具体的な目標を8x8の64個作ります。この段階では測定可能なものがベターで、かつインプットの行動に焦点を当てておくと良いです。具体的には”勉強”要素だったら、”TOEIC900点を取得するために(アウトプット)、年間1000時間勉強して年間3回試験を受ける(インプット)”みたいな感じです。

インプットの行動がアウトプットに直結しているか確認はしておくと良いですが、難しい場合はそこまで深く考えなくてもOKだと思います。自分の温度感で無理しない程度に気軽にやればいいくらいのつもりでやっています。

したがってどうしても達成したい目標があるなら、それだけでマンダラを独立して作る場合もあります。

 

年間個人マンダラチャートを活用する場合のポイント

64個の具体的な目標を無理して作らなくてOK

マンダラを数年に渡って作っているにも関わらず、64個埋められない時もあります。その時は無理せず、空欄も作って年の途中で新しい目標が出てきたら埋めよう!くらいの温度感でやっています。

 

全て達成しなくてもOK

設定した目標を全て達成するのは難しいこともあるので、無理に全部達成しなくても、目標のうちの何%程度を達成できたかを見るようにしています。

 

途中で変更してOK

年の途中で変更してももちろんOKです。あくまで自分がその年をどのような年にしたいか決めていくものなので、自由に入れ替えをおこなっています。

入れ替えをする場合は、入れ替えの経緯、タイミング、内容を残しておくと、あとで振り返った時に、その年の転換点がわかるので面白いです。

 

親友か家族とシェアしてみるとベター

公私仲が良い会社の同期がいるので、マンダラができたら彼と共有しています。

マンダラチャートはメインのテーマから8個の要素、そして64個の目標に分解していく過程で主観的になることが多いので、誰かと共有することでより良いものにできたりします。

3ヶ月に1度程度、飲みながらその年の進捗状況を話すことでお互いの理解にもつながります。

 

まとめ

毎年これを作成するたびに、高校生の時点で作成していた大谷選手がいかに偉大か実感することになっています。

具体的な目標を立ててそれを細分化する際にも使えますし、私のように年間のビフォーアフターを確認するためにも活用できます。

 

個人的なビフォーアフターだと、2022年は育児・家族関係の目標は達成していた一方、その分友人との絡みが去年に比べて薄くなっていたので、2023年は家族ともども友人と交流するような機会を作って行こうと思いました。