ゆる夫の育児備忘録

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「とるだけ育休」にしないために男性がやって良かった8つのこと

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育児休業を取得したものの、夫が家事育児に関わることが少なく妻側の負担が大きい...いわゆる「とるだけ育休」になってしまったという声を耳にします。

私も育休を取得すると決めてから、この「とるだけ育休」の話を聞き、そうならないために夫婦間で話し合いながら協力して家事育児を行うよう心がけていました。

もちろん中には至らない点があり、反省していることも多々ありますが、実際にとるだけ育休にしないためにやってよかったポイントをまとめましたので、これから育休を取得する方、育休を検討している方に少しでも参考になれば幸いです。

 

「とるだけ育休」にしないために男性がやって良かった7つのこと

育休中の男性は主に、子育てや家事を行うこと(”サポート”ではなく主体的に行う)、育児に関する知識やスキルの向上、そして自分自身のケアをすることが重要です。

休むという文字が入っているため”休暇”という意識が芽生えるかもしれませんが、本業の仕事を休むだけであり、実際はほぼ休む暇はありません。

今回は1人目の出産にあたり、出産日から育休を開始したケースから、とるだけ育休を防ぐために実際にやってみて良かったこ8つのことを紹介します。

 

1, 出産準備を一緒に行う

赤ちゃん関連のものの買い出しや産婦人科への付き添いなど、できるだけ一緒に行くようにしました。

これにより出産と育児に関して夫婦間のコミュニケーションが活発化し、当事者意識を高めることができるからです。

例えば新生児のお世話に必要な道具を一緒に買い出しに行くことで、どんな道具があってそれらは家のどこにしまっておいたか等を把握することになります。

いざ育児を開始したときに、この情報を把握しておくだけで主体的に育児に取りかかれる部分が出てきます。

また入院から出産直後までのタイムラインや出産後の体調の変化に関する知識をあらかじめ知っておくことで、いつ何を男性側が行うと良いか整理できました。

 

2, 主要な家事に育休前から取り組んでおく

幸いにも一人暮らしの期間が長かったため、最低限必要な家事はできていたつもりでしたが、家族分の家事を効率よく済ませたり、優先順位をつけて処理したりできるよう、妻の妊娠がわかったときから家事への参加度合いを増やして備えておきました。

妊娠中に家事を全てこなすのは難しい場合もありますし、何よりいざ育休に入ってからいきなり家事を全てこなすのは不可能であるため、かつ出産直後=育休が始まって早々に家事負担が増える可能性が高いため、前もってスキルアップしておくのが必須になります。

例えば今まで休日のみ料理をしていたところを平日の2日間は夜ご飯を作ってみたりすると、メニューの考え方や手際よく複数の料理を済ませるコツなど、自分なりの細かい家事のノウハウを貯めておくことができました。

 

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3, 見えない家事・育児を見える化する

家事・育児には表には見えづらいが大事な作業が数多くあります。

一般的に掃除、洗濯、料理といった大きい単位で家事を捉えることが多いですが、その前後に起きる周辺領域の細かい家事を見逃していることが多いです。私も家事を自分からやってみる前はそうでした。

例えば料理をすると言ってもその前後に包丁を研いだり、調味料の補充、食器を棚にしまう、流しの掃除、生ごみの処理など、恥ずかしながら育休以前では気づかなかった作業が多くありました。

 

これを見逃して家事育児を夫婦で分担しようとすると、結局負担が偏ってしまい不満につながることもあるので、妻側も協力して一旦全ての家事育児を夫婦間で見える化(少なくとも何があるか認識をするのでもOK)しておくと良いです。

理想は出産前から積極的に家事をして、見える化を進めておくことです。

 

また育児については、子どもの成長に合わせてするべき育児の作業が増えるので、増えた作業は何なのかも都度見える化しておくといいでしょう。

 

4, 産褥期は家事・育児の負担を夫に傾ける

出産直後の時期、妻は体力的にも厳しかったため、この時期は夫側に家事育児の負担を傾けました。

具体的には母乳を与える以外はなるべく夫側が家事・育児を担当して、妻側は安静にしてもらっていました。

これによりもちろん妻は休養できるメリットがあるほか、夫側も家事育児の知識と基本のスキルが早々に身に付くという視点で育休を取得したメリットがありました。

もちろん常に家事育児を100パーセント行っていると夫側もストレスが溜まってくることがあったので、妻側の体調が落ち着いてきたら徐々に妻側からの申し出で家事・育児を少しずつ増やしてもらいました。

 

5, 夜中のシフトを組む

赤ちゃんは数ヶ月経って夜にまとまって寝れるようになるまで、数時間おきに目を覚まします。その度にオムツを変えたり、ミルク・母乳をあげることになるので、親はまとまって寝れず睡眠不足になります。

したがって少しでも両者が長い時間寝れるように、特に夜中の育児のシフトを体調を鑑みながら組みました。

例えばミルクに関しても夜12時は夫担当、夜中3時は妻担当、朝6時は夫担当、朝9時は妻担当といったように交互にするなど、夫婦にとって最適なシフトを組み、少しでもまとまって休める時間を作ります。

これにより片方に負担がかかりすぎないようにすると同時に、夫側が育児に参加する機会を公平に作りました。

 

6, 予定は前もって夫婦間で共有しておく

家事育児だけを常に100パーセントで行っていると流石に疲れます。

したがってなかなか最初は時間が取れないとは思いますが、たまには自分自身のケアとして息抜きが必要です。

交代で夫婦それぞれ1人の時間を作ったり、気分転換に出かけたりする機会を作ると良いでしょう。

1日の中で1時間はそれぞれ何か好きなことができる時間を確保するといった細かい予定でもOKです。

そのために前もってお互いの予定を共有しておき、この日はジムに行きたい、この日は買い物に行きたいなど、育休期間中でも夫婦間で細かい予定とその希望を共有すると良かったです。

昨日はこちらが夕方好きなことをする時間をもらったから、今日は代わりに妻にゆっくりしてもらおうなどといった考えになりました。

 

7, 自分から調べ物をする

家事育児の他にも、調べ物という点で奥さん側の負担が大きくなっているケースがあります。

初めての育児となるとわからないことが多く、色々と情報を調べる必要が多く出てきます。

すでに見える化した家事・育児は夫側が積極的にしているものの、例えば赤ちゃんを連れて出かけようとなったときに授乳室がどこにどのくらいあるのか、ベビーカーで行けるのかなど、今後起きるイベントを見越して調べ物をするといったことも分担して行うことが重要です。

実際にお宮参りの下調べなどこちらからいくつか調べて、妻側にいくつか選択肢を提案しておいたり、ミルクを吐いてしまったときはどうするか調べたり、予防接種のための病院を下調べしたりと、調べものは多岐に渡りました。

片方が調べ物を常にやっていると、どちらかが頼ってしまうため、お互いに自分から調べておく習慣があると良いでしょう。

 

8, 仕事をしない

育休中は本業の仕事をせずに、育児に専念した方がよいです。

育休開始直後の最初の数日は仕事が気になって少しメールを確認したり、パソコンを開いたりしてしまっていましたが、どちらも中途半端になります。

育休を取得しているからには育児に集中し、仕事をゼロにする期間として割り切った方が良いです。

職場によっては半日育休、半日勤務といったスーパーフレキシブルな進んだ勤務体系を取れるところもあるかもしれませんが、サラリーマンであればフルタイムで育休を取得する場合がほとんどかと思いますので、仕事を0にして家事育児を100にしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まずは育休が始まる前に当事者意識を高めたり、家事の見える化スキルアップをしておきます。

サラリーマンであれば育休期間中は本業の仕事もなくなるはずなので、育休が開始したらまずは家事育児に時間を注ぐようにします。

結果的に直接母乳をあげる以外は奥さんと同じ家事育児ができて、実際に夫婦で分担しながら生活していくことで、妻側だけに負担が偏る「とるだけ育休」を防ぐことができたと思っています。

今回は1人目の赤ちゃんに対して初めて取得する育休という視点でポイントを挙げたため、2人目には当てはまらない箇所もあるかと思いますが、一部でも参考になれば幸いです。

 

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