退院したその日から新生児は家で寝ることになります。その際に必ず迷うのが赤ちゃんをどこにどのように寝かせるかです。
ベビーベッドを購入・レンタルして置く家庭もあれば、ベビー用の布団を用意する家庭もあるでしょう。
コスパよく、安全で長い間使えて、かつ赤ちゃんが快適に過ごせるように、自宅の間取りを加味して考えますが迷うことが多いと思います。
そんなときに我が家ではベッドインベッドを見つけて活用することにしました。
育児をする男性目線でも使い勝手が良いアイテムになるので、新生児〜乳児を寝かせる場所とその環境に悩む方に少しでも参考になれば幸いです。
この備忘録によって下記のポイントが分かります。
- ベッドインベッドとは
- ベッドインベッドを推す理由
- なぜベビーベッドを使わなかったか
- ベッドインベッドのデメリット
- ベッドインベッドが使えなくなった後どうする?
ベッドインベッドとは
大人用のベッドや布団の上に置く、赤ちゃん用ベッドのことです。赤ちゃん用ベッドの周りに壁やフレームがあり、赤ちゃんのスペースを確保できるデザインになっていることが多いです。
この構造によって、親が寝ぼけて赤ちゃんを潰してしまったり、赤ちゃんがベッドから落ちたりするのを防ぐ役割が期待できるので、新生児期から大人用ベッドで添い寝をすることができます。
またベッドインベッドは軽量で折り畳んでコンパクトにできるものが多く外出先でも使うことができます。
新生児期から1.5歳くらいまでは使用できるものが多いとのことですが、大きさ的に1歳になる前に手狭になるかと思います。
その他ベッドインベッドの例↓
ベビーベッドはなぜ使わなかったか?
ベビーベッドも選択肢の一つでしたが、次のような理由で採用しませんでした。
- サイズが大きいので部屋に置くと場所を取る
- 赤ちゃんがよく動くようになると手狭になり、値段の割に使える期間が短い
- 添い寝しないと寝ない可能性がある=ベビーベッドで寝ない
- ベッドインベッドほど持ち運びできず、外出先用にもう一つ布団やベッドを用意しないといけない
ベッドインベッドを推す理由
ベビーベッドを上記の理由で使わなかった我が家ですが、代わりにベッドインベッドをフル活用しています。ここまでベッドインベッドを推す理由は下記です。
ベビーベッドほどスペースを取らない
ベビーベッドは設置するだけで部屋が狭くなりますが、ベッドインベッドはコンパクトです。もちろん親のベッドの上や布団の間などにも使用できるに加え、フローリングの上に置いてベッド単体として活用する場合もベビーベッドよりも狭いスペースに設置できます。
例えば我が家が使用しているものは47cm x 90cm x 18cmで家中どこでも置けます。
持ち運びができるため昼夜で利用シーンを使い分けられる
ベッドインベッドはその多くが折りたたみ式で、持ち運びが簡単にできるので家の中で様々なシーンに活用できます。
例えば夜寝る時は両親の間にベッドインベッドを置いて赤ちゃんを寝かせ、昼間はこれをリビングの床やマット、あるいは畳の上に置いて赤ちゃんをその上に寝かせるといった使い分けが可能です。
また、家の中で家事をするときも子どもを自分の目に入る場所にベッドインベッドごと移動できます。
帰省先や外出先でも使える
自宅だけでなく他の場所に持ち運びすれば、そこでも活用できます。実家に帰省したときや旅行先、友人宅に遊びに行くときも自宅と同じように使えます。
折り畳んでもコンパクトで軽いので、車に積んだり持ち運ぶ際にも楽です。
また外出先でオムツ替えが必要になった時に、ベッドインベッド上で作業することで、床・カーペット・マットなどに汚れを撒き散らさないよう予防もできます。
外出先でも普段から慣れたベッドに寝ることで、赤ちゃんもリラックスできるかもしれません。
寝相が悪い人でも安心して添い寝できる
添い寝をしたくても自分の寝相が悪くて、赤ちゃんを潰してしまわないか心配でした。
特に体の大きい男性視点だと、より強い力で潰してしまったり、腕で叩いてしまったりしないか心配でしたが、ベッドインベッドのおかげで安心して添い寝ができるようになりました。
ただし寝相の悪さにも度合いがあるかと思いますので、あまりにも不安な場合はご注意ください。実際に私は少し距離を空けてベッドインベッドを設置しています。
汚れたら丸洗いできる
中にはできない商品もあるかもしれませんが、基本的に洗えます。新生児期や乳児期にはミルクや母乳の吐き戻しなど何かとベッドや服を汚してしまいがちになります。
ベッドインベッドであれば丸洗いできるので、汚してしまっても問題なく手入れできます。
ベッドインベッドを使ってみて思ったデメリット
万能そうに見えるベッドインベッドですが、実際に使ってみるとデメリットもありましたので、ご紹介します。
クイーンベッド以下のサイズのベッドで置くと家族3人は寝れない
ベッドインベッドは幅が47cmあり、かつ普段使っているベッドがクイーンサイズ以下(幅約160cm)の場合、ベッドの上に置いて父母が両サイドに寝る(いわゆる川の字)ということが難しいです。特に男性の体格が大きければほぼ不可能です。
元々シフトを日や時間で分けて夜中の赤ちゃんの世話を交代で行っていたため、
ベッドで父母は就寝、その横のフローリングにベッドインベッドを置いて赤ちゃんは就寝というスタイルか、
別の部屋で布団を敷いて一人が就寝、もう一人はベッドインベッドで赤ちゃんと添い寝というスタイルで落ち着きました。
体の大きさによっては早々に使えなくなる
ベッドインベッドと赤ちゃんの体の大きさによっては、1歳になる前に使えなくなってしまう場合もあります。
また、寝返りが打てるようになると幅が狭くて寝苦しそうになることもあるので、楽で使い勝手が良い分、使える期間が短い場合もあります。
ベッドインベッドが使えなくなったら
ベッドインベッドが使えなくなった後どうするかに関しては、①大人用の布団・ベッドで一緒に寝る、②キッズ用の布団を購入するかを検討します。
普段から大人がベッドで寝ている場合、添い寝が必要なければキッズ用布団を購入して寝かせ、他方添い寝が必要であれば大人用ベッドで”父母どちらか+赤ちゃん”という組み合わせで寝るのも一つです。
普段から大人が布団で寝ている場合は、キッズ用布団を購入して並べて川の字で寝てもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。柔軟な活用ができるベッドインベッドはメリット・デメリットありますが、こんな人におすすめです。
- 家の中の様々な場所に持ち運びたい
- 帰省先や外出先でも使いたい
- 部屋が狭くなるのでベビーベッドは置きたくない
- 寝相悪くて子どもを潰すのが怖い
- 汚れたら簡単に全て洗いたい
新生児から少なくとも半年くらいまで、取り急ぎ様子見のために一つ用意しておき、その後赤ちゃんの寝方など状況に応じて次の寝具を考えるといった流れで活用できます。
このように自宅でも外出先でも活躍するコスパのよいアイテムなので、新生児からの寝床を検討する際に参考になれば幸いです。
記事中に出てくる画像のベッドインベッドはこちら↓