初めて赤ちゃんを迎える方々向けに、私が住む自治体では両親学級を無料で開催していたので、安定期に入ったころに参加してみました。自治体によってプレパパ・プレママ教室、プレファミリー講座、母親学級など色々な呼び名があります。
こういった場所では、抱っこの仕方、おむつ交換、沐浴等、赤ちゃんが産まれてから必須となるスキルを学ぶことができると聞き、実際に参加してみましたので、メモを記していきます。
参加を決めた理由
初めての赤ちゃんとなると、右も左もわからず、いざ育児をするときにテンパるだろうなと確信していたのが主な理由です。
少しでも前知識を入れておくことで、余裕をもって本番を迎えるというのが目的でした。
妻が自治体の保健所で母親面談の機会があり、そこで両親学級を紹介されたのが知るきっかけでした。
いわゆる安定期あたりを迎えたあたりから参加できる場合が多いようなので、自治体のホームページで詳細を調べました。
ちなみに現在の職場には外国出身の方々が多いのですが、同僚と話している時に、両親学級は日本であるの?いくの?と聞かれました。諸外国でもBirthing classやParenting Classといった言葉で開催されているようです。
特に男性の育児参加が進んでいる国で盛んな印象でした。
オンライン、オフラインの2つ選択肢
コロナ禍のご時世、大人数かつ出産を控えた妊婦が集まるのがリスクかも、と思ったのですが、昨今はオンラインで開催されている場合も多く、私たちもオンラインで受講しました。
オフラインで実施している場合もあり、その場合は異様にリアルな人形を使って実際の沐浴を体験してみたりすることができます。
オンラインだとオフラインよりも手軽に参加できる、講座の内容についてはオフラインとほぼ変わらず充実、
といったメリットがある一方で、
沐浴の体験をはじめとする、実際に手を動かして体験する点においてはオフラインの方がより充実しているようです。
確かに赤ちゃんが誕生したあと、初めて沐浴をいざ行った際に、かなり手こずったため、手を動かして練習しておけばよかったなと思いました。
企業が行っているものも発見
自治体だけでなく、企業が行っているクラスもあります。例えばミキハウスは下記のようなセミナーを実施していたり、アカチャンホンポがマタニティスクールを運営していたりします。
アカチャンホンポのサイトには、動画が掲載してあり、オンラインでも手軽に学べる内容になっていました。
プレママ・プレパパセミナー|ミキハウス 妊娠・出産・子育てマガジン
そういえば夫の親友に非常に目つきの鋭い、ガニ股でガタイのいいキャンプ仲間の男(174cm, 83kg)がいまして、学生時代に彼がアカチャンホンポでアルバイトをしていたことをふと思い出しました。
なぜそこでバイトをしていたのかはさておき、独身貴族にもかかわらず、おむつ替えや沐浴、赤ちゃんグッズなど異常に詳しく、今でも育児グッズのアドバイスをもらっています。
参加してどうだったか
実際に参加してみて良かったです。もちろん沐浴、オツム替えなど実務的な知識を学ぶことができたことに加えて、他にもいいところがありました。
①手続きがわかる
赤ちゃんの出生後に必要である、自治体に提出する資料や手続きを紹介してくれました。
出産直後、妻は安静にしていたので、父親である私が諸々の届出や手続きを行いました。
戸籍の登録、児童手当の手続きなどやることは多いので、両親学級の時点で手続きを把握できたのはありがたかったです。
②男性の育児への関わりを話すきっかけになる
参加した両親学級では、男性が育児にどう関わった方がよいかに焦点をあて、アドバイスがありました。
したがって妻をサポートするのではなく、主体的に共に育児をするという認識を持つきっかけになりました。
共働き化が進む昨今、男性も育児ができないと家庭に居場所がなくなりそうと危機感を覚えていたので、大変助かりました。
とはいえ至らない点が多いため日々苦労はしていますが、ゼロベースよりはましかもしれません。
まとめ
両親学級で学んだ内容が実際の育児に生きていますので、参加して本当に良かったと感じています。
またオンライン、オフラインなど様々な選択肢があるので、以前に増してより参加しやすい状況なのではと感じました。